【説明】 祖父が所有していた作品で、特注で10万円掛かって再額装しました。20世紀を代表するリアリズムのアンドリュー・ワイエスの【ジャックライト】（代表作の1つ）です。この作品は写実的に見せるためにコロタイプという非常に手間のかかる方法で作成されており、現在ではコロタイプはコスト的に割にあわないので作成されていません。アメリカリアリズムの巨匠の彼の作品は、アメリカ人が手放さないので日本では多分この作品のみです。海外の画廊では230万円です。絵自体も大きく末永く飾って頂ける名作です。限定300枚で制作され、作家によって署名（生前）とエディション番号が付けられエンボス加工がされています。高額な品物ですので、個人情報をご連絡します。 【作品】ジャックライト 【作者】アンドリュー・ワイエス 【製作年】1982年 【技法】コロタイプ 【画寸】71cm×82cm 【額寸】95cm×104cm（超大判） 【エディション】261/300 【コンディション】良好 【サイン】直筆鉛筆サイン 【真偽】真作保証 【海外相場】230万円 【備考】送料無料 アンドリュー・ワイエスは、アメリカリアリズムの巨匠で写真では表せない情緒を加えて描くテンペラという技法で描きました。【Jacklight】は和訳すると【夜に森や野原に光を当てて動物（主に鹿）を見つける習慣】です。夜中、画面左からのジャックライトが幹の表面に強く当たるところと鹿の首からの影の対比が印象的です。光（ジャックライト）の陰影と蕭然としたアメリカ北東部特有の風景の中に真っ赤な色が光る作品です。あまり出てこない貴重品です。 ●アンドリュー・ワイエス 1917年7月12日 - 2009年1月6日は、アメリカン・リアリズムの代表的画家でありアメリカ東部の田舎に生きる人々や景色を、鉛筆、水彩、テンペラ、ドライブラシなどで詩情豊かに描いた。落ち着いた色調で丁寧に絵の具を重ねた写実的な画風で知られ、生涯を通じて、故郷と夏の別邸がある北部メーン州の風景や周りの親しい人々を描いた。彼の確かなデッサン力とテクニックは、20世紀美術の写実表現の系譜に大きな位置を占めている。アメリカの巨匠の1人といえる。2009年1月16日にペンシルベニア州の自宅で死去。