見せて欲しいと言う方がいたので、出します。 糸魚川では、稀にデュモルチ石を拾う事が出来ます。 その拾える確率は、翡翠よりも低いです。 そして、コチラの品は糸魚川では多い流紋岩が主では無く、石英の中にデュモルチ石が内包されている、デュモルチェライトインクォーツとして流通しているモノになります。 実は、この石英タイプのモノは糸魚川では殆ど見つかっておらず、私が知る限り糸魚川在住の方で海と川の採取されたものを合わせて4個の情報しかありません。 しかも、古いモノは20年以上前の海にて採取されたものです。 ネットの翡翠採取のブログでは勝山や宮崎海岸近くで2人程拾っておられるのが載っていました。 自分は5年程前に親不知海岸にて拾いました。 当初は、何の石か分からずフォッサマグナミュージアムの鑑別でも解らないと言われ暫く放置しておりましたが、しばらくして濃い青に魅了されて中央宝石研究所に鑑別に出したところ、まさかのデュモルチェライトインクォーツの結果でした。 残念ながら表面半分は軽く研磨してしまいましたが、半分未研磨で長い年月海にて揉まれて出来た海擦れが残っています。 国産デュモルチェライトインクォーツは、多分発表されて無いと思うので、大変希少で貴重だと思います。 簡易鑑別のシールが付属します。 価格は適当に付けています。