でジャンクなニッサン（ホンダ製）５０馬力、キャブレター吸気、３気筒船外機です。
ジャンクな理由を下記に述べますので最後まで読み、どこの部品が使えるのか、どこが使えないのか落札者様にて判断し入札ください。
なお、この部品だけを取り外して譲ってくださいというような質問を記入する方が居ますが、ご勘弁願います。
長々と経緯を書きますのでよく読んでください。
仲のいい知人で初めてプレジャーボートを欲しいという人が居たので付き合いの中で「持ち主が死亡し、家族や親せきでも受け継いで乗る人が居ない」と言う情報で紹介し、購入することとなりました。
持ち主が亡くなってから陸上３年程度放置でした。持ち主は釣りに行っていて船置き場から出港し、帰航の際に船置き場目前で脳梗塞で倒れて、他の船仲間で陸揚げしそのままにしていたようです。
購入者と売却者の住んでいる場所が海上距離で３０ｋｍ離れているため、陸送にも結構なお金がかかりそうなので元々置いてある場所でキャブレターをバラシて清掃し、エンジンを掛る海上での自走移動としました。
キャブレター清掃は私が行いました。私自身は整備工でもなければ何でもありません。
ただ、発電機や原付バイク、草刈り機、自分の所有しているヤマハ５０ｐｓのエンジンなどは殆どの場合キャブレター清掃にて回復していたため素人ながらある程度の自信で私が行うこととしました。
予想通り、バッテリー充電と燃料交換ではエンジンは掛らず、プラグも乾いていました。
そんな訳でキャブレターを外して、混合気の割合を決めるであろうスクリューネジの類は触らずにキャブレタークリーナーで清掃しました。
再取り付けし、エンジンは掛りは一発でした。ただ、高速域が息継ぎする状況でした。
その様な購入者と、元気のある若いのを乗せて出港させました。
10ノット程度は出るという事で購入者の地元の漁港に向かいました。
私は、船を陸上で載せていた台車をユニック車に積んで陸からの移動で購入者の地元の漁港に向かいました。
私が購入者の地元の漁港に着いた際にはまだ沿岸を10ノット程度で順調に走っていました。
あまりに時間が掛かるのでどうしたのか？とを入れると、走行中に「ガタン、と、大きな音がした」との事で、その音がしてからはプロペラスクリューが空回りしている感じだという事でした。
どうも、話を聞くと、「ガタン、と、大きな音がした」場所は定置網があるあたりで、どうも定置網のロープを引っ掛けたようです。
ロープ自体は無いのですが、回転を上げると空回りするとの事で、低速では3ノット程度で前に進むとの事でそのまま自力帰港を選択し、何とか新船置き場に到着し陸揚げしました。
船外機を見ると、プロペラ付近にあるはずのプラスチックの物が無い？との「物知り」 の方の意見でした。どうも、ペラを引っ掛けたような時にエンジンを守るために破壊される事でエンジンを守るものがあるようです。
それがありませんでした。
また、ペラの根元あたりからオイルが漏れてきていました。
そんな状況のため、保険も掛けていないので、新しい船外機を購入し、今は走り回っています。
新しい船外機取り付けの際に油圧ハンドル用のロッドは古いエンジンから移植したいとの事だったのですが、固着がひどいためグラインダーで接断での取り外しでした。
ロッド優先ですので、船外機側は物の無残な船の中を物色していて見つけたのですが、今付いている物とは違うペラが船から発見されました。がたがたな品物ですが同梱します。

以上のような完全部品取りです。
使い物にならない部分使い物になる部分を判断し入札してください。
重量物です。それ相応の送料がかかりますので承知の上入札ください。
着払いとします。
運送屋は全国着払い発送実績のある新潟運輸・西濃運輸のみの対応です。
当方佐渡島ですので中継料がのしかかっていきますので・・・。